果物ファンの皆さんこんにちは!信州東御、代々続く農家の跡取り息子りんごぼーやです。
今回は果物好きの皆さんへ向けて、果物が美味しくなる条件をお話しさせていただきます!
そして、具体的にどんな気候条件の地域で果物が美味しくなるのかもお話しします。
信州でリンゴ、ブドウ、モモ、クルミ、その他といった多品目を栽培する農家であるりんごぼーやが、
個人的に学んだことや経験からお話しさせていただく内容となっています!
美味しい果物を選ぶのに使える知識になると思うので参考にしていただければと思います。
美味しい果物を選ぶためにしっかり知っておきたいな!
果物が美味しくなる条件
まずは果物が美味しくなる条件についてのお話です。
具体的な品目で言いますと、りんごぼーやの観光農園こばやしで栽培している、リンゴ、ブドウ、モモが美味しくなる条件になります。
いくつかの条件がありますのでそれぞれ順にお話しさせていただきます。
適度な雨
どちらかというと雨は少ない方が良いです。
雨が少ないと味が濃厚になり、病気も少なくなります。
肥料が流れることも防げるので、より効率的に果実へ養分をいきわたらせることができるのです!
品目によっては収穫前に雨が降ると明らかに味が薄まる(特にブドウ)ので、天気の都合で収穫しざるを得ない場合を除いてはなるべく降雨後の収穫は避けた方がいいかもしれません。
雨の後収穫した方がみずみずしくて食感が良くなる果物もあるので、
どちらも一長一短ではあります。
リンゴは雨の後に採るとみずみずしくて食感がいいよ!
寒暖の差(重要)
昼夜の寒暖の差がはっきりしていることで果物はさらにおいしくなります!
果物は日中暖かい時間に光合成によって養分を生産します。
そして夜しっかりと気温が下がることで、昼間に生産した養分を果実の中へ蓄えるのです。
この繰り返しにより果物はどんどん熟していくのです!
逆に夜も気温が高いと、せっかく昼間に生産した養分が逃げて行ってしまいまうのです。
日照時間
植物全般に言えることですが、果物も日光によって光合成を行い養分を生産します。
よって、効率良くたくさん日光をもらった果物はたくさん養分を作ることができるので、その分糖度が高くなり食味も良くなります。
美味しい果物の条件は
適度な水、寒暖の差、たくさんの日光の3つなんだね!
長野県東御市の気候
それではりんごぼーやの農園(観光農園こばやし)がある、長野県東御市の気候についてお話しします。
果物が美味しくなる条件でお話しさせていた内容と長野県東御市の気候は、驚くほど類似点が多いです。
年間降水量がとても少ない
年間降水量が一番少ない県は長野県。
特に県内でも雨が少ない地域である東御市は、全国トップクラスの降水量の少なさを誇る地域です。
雨が少ない地域のため、溜池や畑潅といった潅水設備が整っています。
果物に適度なストレスを与えつつ、人の手により最高のタイミングで潅水を行うことができるので、果物にとってはこの上ない環境なのです!
昼夜の寒暖の差が非常に激しい
東御市は昼夜の寒暖差が非常に激しい地域です。
春~秋にかけ、昼間はぽかぽか陽気で過ごしやすいのですが、日が暮れた瞬間から一気に寒くなり、夜は夏であろうと寒いことがあります。
僕はキャンプをよくするんだけど、
昼間はTシャツ、夜は凍えて眠れないなんてことが多いよ
このような厳しい気候条件で育つことで果物は美味しく育つのです。
高い晴天率
東御市は全国トップクラスの降水量の少なさを誇る地域であることはお話しさせていただきましたが、
同時に晴天率も非常に高い地域になります。
雨の日が少ない分、晴れる日が多くなるのは当然のことですね!
高い晴天率によって、東御市の果物はたっぷりと日光を浴びて育つことができるのです。
りんごぼーやの畑で採れるくだもの
果物が美味しくなる条件と長野県東御市の気候がピッタリ一致していることがおわかりいただけたでしょうか!
東御市の厳しい気候条件と恵まれた環境に加え、代々続くプロ農家によるこだわりの栽培法により育ったりんごぼーやの果物はとっても濃厚な味に仕上がります!
ふじリンゴの平均糖度は14度ほどですが、りんごぼーやの観光農園こばやしで育ったふじは糖度20を超えます。高いもので22度超えも記録しています。
観光農園こばやしオンライン
このように、果物の美味しくなる条件がいかに大切か、
そしてその条件により、果物がどのくらい美味しくなるのかを具体的な数値によって理解していただけたかと思います。
ぜひこの記事で読んだ内容を思い出し、美味しい果物選びに役立てていただけたら嬉しいです!
僕が作った果物もよろしくね!
味には自信があるよ!!
りんごぼーやでした!
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