【くるみ農家が徹底解説】生くるみってどんなくるみ??国産くるみでも激レアな、生くるみについて解説!

果物

くるみ農家がくるみついて語るシリーズ

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生くるみ?

りんごぼーや
りんごぼーや

果物ファンの皆さんこんにちは!信州東御、代々続く農家の跡取り息子りんごぼーやです。

今回は、りんごぼーやがくるみについて徹底解説するブログの第二弾になります。
今ひそかに注目を集めている、生くるみについて詳しくお話しさせていただきます!

生くるみという言葉自体初めて聞く方も多いのではないでしょうか?

皆さんが一般的に食べているくるみ、実は全て乾燥やローストといった加工を経た後のものになります。

では生くるみとはどういったくるみなのかといいますと、
まずはちょっとややこしい、言葉の意味からお話しさせていただきます。

生くるみの定義

くるみの中にもいろいろな種類のものがあります。

ローストしたくるみ(殻無しのくるみに多い?)
乾燥させたくるみ(殻付きで直売所でよく売られているくるみ)

そして今回の記事で紹介させていただく生くるみなどがあります。

今回の記事を書くにあたり少し調べてみたのですが、
どうやらローストしてないだけで乾燥はしているくるみを生くるみと呼んでいたり
はたまたローストも乾燥もしていないくるみを生くるみと呼んでいたり、
定義があいまいになっている印象を受けました。

知りたがりコロちゃん
知りたがりコロちゃん

いったいどんなくるみが生くるみなの?

ですのでりんごぼーやの記事では、ローストも乾燥もしていない、木から収穫後3日以内のくるみを生くるみと呼ばせていただくことにしました。(あくまでりんごぼーやのブログ内だけでの言葉です)

収穫3日以内とさせていただいたのは、
例えば直売所などに生くるみを並べ、売れずに1週間経過した場合、1週間自然乾燥したものは生とは呼べないのではないだろうかという、りんごぼーやの個人的な考えによるものです。

つまり収穫して緑色の果肉をむいた直後のくるみ

これを生くるみと呼ばせていただきます。

りんごぼーや
りんごぼーや

ここでは収穫3日以内のくるみを生くるみと呼ぶよ!

知りたがりコロちゃん
知りたがりコロちゃん

それなら分かりやすいね!

生くるみの特徴

一般的な乾燥くるみと比較してまだ生気があるといいますか、新鮮で水気があります。

下の写真が果肉をむいた直後のくるみです。
殻のしわに沿って、果肉内部の白い繊維がまだ残っています。

果肉をむいた直後のくるみ

生くるみの味

それでは食味のお話をさせていただきます!

食感、食味ともに乾燥くるみは大きく違います。

生くるみはまだ水気があるので、乾燥くるみと比較して少しサクサクとした食感が残っています。

乾燥くるみと比較して、かなり苦みが強いですが、ある裏ワザを使うことで生のまま苦みを消すことができます

そんな癖のある生くるみですが、乾燥くるみよりもさらに栄養価が高いといわれています。

苦みを消す裏ワザ

苦みが強い生くるみですが、ちょっとしたコツで苦みをほとんど無くすことはできます。

皆さんが食べている殻の中身、薄皮が張り付いているのはご存知でしょうか?

実は生くるみの苦みの原因はこの薄皮にあります。

乾燥くるみの場合、薄皮も乾燥して張り付いてしまっているので剥くのは至難の業なのですが、
生くるみの薄皮は指ではがすことができます。

薄皮がはがれ、白い実が見えるくるみ

こんな感じでぺりぺりはがす地道な作業ですが、やってみると案外はまります(笑)

一気にたくさんはがせた時はちょっとした爽快感も味わえるかもしれません!

薄皮をはがして食べる生くるみは、マイルドでしっかりとしたうまみがあります。
それでいて乾燥くるみとは違った味を感じることができます!

ですがこの薄皮、どうやら栄養価的には非常に重要な部分らしく、
健康目的でくるみを食べるのなら薄皮はがしはおすすめできません。

生くるみは食べてみたいけど、どうしても苦いのが耐えられない!
という方はこの薄皮はがしをぜひ試してみてください。

知りたがりコロちゃん
知りたがりコロちゃん

渋いけど栄養たっぷりか、味を優先にするか、どっちにしようかなー

生くるみの欠点

生くるみは当然ですが、ナマモノです。

もちろん日に日に乾燥が進むので味や食感も変わっていきます。

さらに、リンゴやブドウなどの果物と違い、くるみはとても大量で細かい果物です。

収穫して緑色の果肉をむき、袋に入れたり箱詰めをした後、新鮮なうちにお客様に届ける

この作業、言葉で説明するのは簡単ですが、生くるみの場合は量が多いので本当に大変です。

つまり生くるみは、新鮮なうちに消費者の方へ届けるのが難しいことが欠点なのです。

りんごぼーや
りんごぼーや

一つ一つ手で採るのは本当にたいへん!

もしかしたら生くるみの定義があいまいになっているのは、
くるみを新鮮なうちに届けることが難しいからあえて定義を広くしている
からなのかもしれません。

生くるみを食べてみたい!

ただでさえ希少な国産くるみのうち、さらに珍しい生くるみです。

本当に収穫直後の生くるみを食べるにはくるみ農家と友達になるか、直売くらいしかないんじゃないかとりんごぼーやは思います。

りんごぼーやの観光農園こばやしオンラインでは、生くるみの注文を受けたのちにくるみの収穫をして発送しています。

立て込んでいる場合は発送が遅くなりますが、お客様に届く生くるみは必ず3日以内に収穫したもののみになります

超人気商品になるので数量限定にはなりますがこちらのリンクからお買い求めいただけます!▼(普通のくるみよりさらに希少です!売り切れ御免)

観光農園こばやしオンライン くるみ

まとめ

希少な国産殻付きくるみ。

その中でもさらに貴重な生くるみ。殻付きくるみよりもさらに魅力があると感じていただけたかと思います!

次の記事ではそんな国産くるみが、どうやって皆さんの元へたどり着くのか。
その過程をお話しさせていただきたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました!りんごぼーやでした。

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